キャンピングカーがあれば、全国が自分の別荘になります。

コンクリートとアスファルトに囲まれた都心生活者にとって、大自然のなかでのアクティビティは、温泉地で休息するのとは違うインスピレーションを得る絶好の機会になります。

面倒な宿の予約や恐縮してキャンセルの電話をする必要もなく、ふと天気がいいから、とか、スケジュールが空いたから、旅に出ることができるし、低気圧が近づいてきたとか、体調がいまいち、と旅の計画をまたにすることもできます。


大きな地図で見る >
キャンピングカーの維持費は乗用車と変わりませんが、駐車場は乗用車と同じというわけにはいきません。

自宅に置くにしても高さが3mあるのでかなり圧迫感がありますし、家が暗くなるかもしれません。月極駐車場は角のスペースが空いているとかのラッキーがないかぎり無理ですし、よほど自宅の近くでないと荷物の積み下ろしだけで嫌になってしまいます。

バンコンや軽キャンピングカーという手もありますが、私自身の失敗経験 からもお勧めしません。少なくともキャブコンとは別の車と考えたほうがいいです。ところでほとんどのキャブコンやバスコンなら保管場所(使用の本拠の位置)は自宅から2km以内という制限が10年前から特例 除外されています。

都心及び近郊にお住いの一千万人の方は、キャンピングカーでどこに行きますか。近所の公園や遊園地?電車は渋滞しません。伊豆や房総?乗用車で日帰りできます。よって九百万人の方は高速道路で関東平野を抜け、東北、上越、中部やそれ以遠を目指すでしょう。それならキャンピングカーは自宅に置く必要はなく、目的地の途中にあればいいでしょう。




関東平野の途切れるところ、日常と旅の境目に動く別荘を置き、森に囲まれた静寂なモータープールで前泊しながら荷物を積み込み旅の計画を練る。翌朝ゆるやかなワィンディングロードから旅を始めてもいいし、モータープールから10分少々のICからETC通勤割引でさらに100km稼げば、東北、上越、中部に到達する。日曜夕方の渋滞に突入する前にJCTに入り、がらがらの北関東自動車道で旅の余韻を楽しみながらモータープールに向かい、後片付けをして少し疲れたら山小屋風の管理棟で仮眠して月曜の早朝にすいている道を日常へ帰ることもできる。
私は森が好き でキャンピングカーを10年前から愛用していますが、いっそ森に住んじゃえば、ということで買ってしまいました。300坪の土地と築10年の中古住宅、周辺は足利県立自然公園なので開発される心配もありません。

日中はチェンソーと草刈機のハーモニー、夜は蛙と獣の声しかしない正しい中山間地域の限界集落から数百m離れた山腹にあり隣家まで100m、最寄りの市街地までは車で30分、世捨人にもってこいの環境ですが2年前に開通した北関東自動車道の足利IC、桐生太田ICからそれぞれ15分以内というのがミソです。
内装は山小屋風の作りです。



どちらも15年落ちのキャンピングトレーラーロデオ を5年ずつ所有して旅と改造の限りを尽くしさまざまなトラブルを克服してきた経験を活かし、キャンピングカーのモータープールを運営してみたいという気持ちは数年前からありました。
               モータープール整備計画書

1 趣   旨 首都圏の交通事情を補完し大型キャンピングカーの保有手段を提供するとともに、車両の維持管理及びキャンピング装備のDIYを補助します。
2 対象車両 トレーラー及び幅1.9m又は長さ5.7m以上のキャンピング登録車
3 収容台数 屋根舗装付 10台月9000円、屋根無砂利敷 20台月4000円
4 サービス
 ・車両の日常整備点検(油脂 タイヤ類交換、バッテリー管理ユーザー車検 代行)
 ・車庫証明取得代行
 ・下回り 高圧洗浄及び洗車ブース
 ・給排水、汚水処理
 ・コインランドリー(ふとん丸洗い対応、ガス乾燥機)
 ・タープからカヌー までアクティビティ道具及び冬タイヤ等物置小屋
 ・キャンピング装備のメンテ、修理及びDIYブース
 ・LPガス プロパンボンベ補充及び検査
 ・緊急時仮眠所、軽食及びウェルカムコーヒー
 ・電気自動車EV充電設備
 ・無線LANフリースポット
 ・万一の関東大震災 など発生時の避難生活及び支援

こちらはNOxPM法規制対象地区外です。車検証の使用の本拠の位置はこちらに登録していただきますので都心にお住いの方でもバブル期に製作された大型キャンピングカー(ロデオ など)を所有することができます。大型キャンピンクカーは年式が古くても走行距離は少ないことが多く程度の割に値頃感があり、ディーゼル車は燃費も良くてお勧めです。八都県ディーゼル乗入規制地区を通過することなく東北、関越、上信越高速道へ最寄ICから直接乗ることができます。
  車歴18年以上の自動車税及び重量税の2割重課、高速道路ETC1日1000円の廃止や通勤割引の厳格化により、キャンピングカーを所有することが大変難しい世の中になってしまったことから、残念ながら計画は当分の間取りやめることにしました。


トップへ戻る