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エメラルドグリーンの白浜あり、荒波はじけ飛ぶ岩礁あり。鏡のような水面に浮かぶ島々あり。
能登の海は変化に富んだ美しいところでした。
３日間ではとても回りきれない。 |
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増穂浦は数キロの美しい浜を持つ広大なオープンエリア。
５分圏内にキャンプ場、立ち寄り湯、コインランドリーなどすべてそろっているし、海水浴シーズン以外は訪れる人もない無人地帯で静寂そのもの。景色も最高だし車中泊にはもってこいの場所。
しかも波が荒い外能登の海岸線のなかでも突き出た高岩岬の影になり日本海の荒波が直接打ち付けないのでとても穏やかでカヌーの出艇に最適。
昔ならオフロードバイクで海岸段丘をジャンプしながら走り回ったところだろうけれど、今はもっとおもしろい遊び道具を手に入れている。すぐ近くには厳門やヤセの断崖、琴が浜など見所満載。 |
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波打ち際まで30m程距離があり準備で少し腰が痛くなってしまった。
ロデオの４駆なら波打ち際まで行っても大丈夫そうだったけれど、砂浜への車両乗り入れ禁止の看板があったので自粛していおいた。ちなみに駐車した場所は夏は臨時駐車場になるところ。
多少傾斜はあるものの、波打ち際までに護岸などなく砂地と草地だけなので引き摺って運搬しても大丈夫。 |
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エメラルドグリーンの穏やかな湾を出航。 |
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富来港を過ぎると自然だけの景色が広がる。 |
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湾を出るとかなりのうねりがあり、岩礁に激しく打ち付ける。
できるだけ岸辺で景色を楽しみたいけれど、あんな波に飲まれたら一発で沈してしまう。隠れ岩などもありうねりのタイミングによっていきなり大波が発生したりするので安全マージンを多くとる。
こんな浜からはとても出航できない。増穂浦がいかに恵まれた地であるかわかる。 |
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このあたりの海底は白い岩が多いのかとても綺麗。積丹ブルーと似た色だ。でもうねりが高くてあまり岸に寄れないのが残念。 |
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ヤセの断崖地帯に入っていく。 |
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これがカルスト地形とかいうやつなのか。日本海側で最大規模とのことだけれど、正直知床
や積丹を見た後だとちょっとこじんまり感は否めない。 |
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ずっと岩礁地帯が続いて上陸できるところは無かったけれど、ここは小さな入り江になっていて波が高い日でも上陸できそうだ。
しかし出航のときに隠れ岩にスクリューを当ててしまいシャーピンを折ってしまった。
知床岬
の岩礁地帯では折れたシャーピンがなかなか抜けなくてあわや遭難のピンチになってしまったけれど、苦い教訓を生かし今日は秘密兵器の自転車チェーンカッタを用意していたので５分で交換終了。知床岬でマイナスドライバーを１時間も叩き続けたのが嘘みたいに硬いステンレスピンが一発で抜けた。磯で遊ぶときは必須の工具だ。 |
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このあたりに義経の舟隠しという細長い入り江があるはずなんだけれど、波が高くて岸にあまり寄れなかったのでよくわからなかった。 |
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琴が浜、海の色といい、砂といい、岩といい。とても美しい浜に上陸してみたけれど、波をシコタマかぶり転覆しそうになった。出航時もパドルでは波に押し戻されてしまうので強引に船外機で砂を掻き毟りながら波打ち際を突破。キャンプしてみたいほど美しい浜だけれど外海に面しているのでカヌー出艇には不向き。 |
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外浦海岸はまだまだ北へ続いていて、輪島までは自然豊かな景観が楽しめそうだったけれど、時間の都合で引き返し明日に備える。 |
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こんどは南下して巌門という景勝地へ、遊覧船もある名所へわずか30分ほどだ。 |
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海の透明度はとても高く、岩場を縫ってスリル満点の操船を楽しむことができた。 |
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磯場でワイルドなアクションを楽しんだ後は、ロデオの待つエメラルドグリーンの浜にしばし浮かび、至福の一時を過ごす。 |
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内能登へ移動し。能登島のそわじ浦で１泊。
もともと海水浴場だったらしいけれど今は閉鎖されていて訪れる人も無い。
一時イルカだか鯨がこの沖に住み着き、ホエールウオッチングツアーなどもあったようだけどはやらなかったらしい。 |
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能登湾内は外浦（能登金剛）とはまったく違って湖のようなべた凪。
九十九湾と五色ヶ浜を目指したけれど、燃料計算を誤り燃料不足で引き返す羽目になったしまった。残念、来年リベンジするぞ！ |
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ここをベースに能登島１周も面白そうだ。
５分で立ち寄り湯のひょっこり温泉しまの湯もあるし、夜は漁港や街が近くにないので満点の星空が素晴らしかった。 |
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能登エリアはP泊地が豊富で温泉も多い。なんといっても海が綺麗で素晴らしい旅ができた。５泊４日の強行軍ではとても日程が足りなかったので数年かけてじっくり潰していきたい。
今シーズンも残すところ僅か、11月に伊豆に行ってみたい気もするけれど、タイミングベルト
をそろそろ交換したいし。左フロントのオーバーホール
もやりたいし、カーポートの嵩上げもしたいし、カヌーキャリアのレール
も付けたいし、なによりマイコン制御計画
も進めなければ。
ストレス解消＆充電はバッチリなので、外作業が快適な季節のうちにいろいろ片付けておきたい。
今年は出動２回で10泊しかしていないのは少々もったいないけれど、その倍以上の時間を整備と製作に充てている。これって本末転倒？ |