GWは四国や九州へ遠駆するのが毎年恒例だったけれど、住みながら大自然を堪能できる拠点を得て休暇の過ごし方が全く変わってしまった。
家の裏山から。

コンビニと飲食店が一つずつあるだけの静かな集落。

山のY字に見えるのが松田ダム。
バイクで周辺の散策。

オフロードバイクがとてもよく似合う環境。
まずは家からいつも見える仙人ケ岳に登頂してみた。

林道がかなり高いところまで整備されているので、1時間弱で山頂へ。

まぶしい新緑の隙間から遠くの稜線が綺麗に見渡せる極上の尾根歩きを堪能した。
登山で火照った体を池を眺めながら冷やす。

沢から配管されているはずなのだけど、途中で詰まっているのか水位が下がっていたので井戸から水を入れてやると、カエルたちが嬉しそうに合唱を始めた。

観賞用の池にしては殺風景なブロック造りだけど、深さは結構あり2段に分かれていたりブロア用配管もあり凝っている。元々の用途はなんだったのか。養殖?貯水?まさか露天風呂じゃないよな。
労力を考えたら絶対割に合わない薪ストーブ

薪割りなど無駄なことをしている暇があったら灯油床暖房 の敷設工事をするべきなのだけれど、やっぱりハマってしまった。玉切り、薪割り、楽しすぎる。
ナカトミの25ccチェンソー、ケイヨーD2で9800円也。

パワーは控えめでこのくらいの直径が限界だけど、その分軽くて振動も少なく静かで扱いやすい。腕がのこぎりになったようなサイボーグ感覚でスパスパ切れる。
チェンソーと草刈機は山暮らしの必需品。

どちらもmaid in chinaの9800円だけど、性能、精度、耐久性も申し分ない。日本が不況になるのも当たり前の出来栄えだ。草木の圧倒的な成長パワーには人力など無力だけど、安価で優れた道具のお蔭で簡単に対抗できるようになった。
家は山の中腹の沢沿いにあり、もともとは7段の棚田だったようだ。

上の3段は杉が植林され、下の3段は耕作放棄されている。

真ん中の一番広い段に我が家があり自分の土地は1段だけ。でも下の3段は人が入っていないので低木が茂ったり沢水が溜まっていたりして豊かな植生が自分の庭のように楽しめる。釧路湿原 まで行かなくても湿原を散歩できる。
薪ストーブ 以上に採算のあわない家庭菜園

でも理屈じゃないんだよな。

別に虫や猿に全部食われてしまっても、それは重要な問題じゃない。
土を弄っていると、体の奥深くから温かい感覚が湧いてきて、ニヤニヤしてしまう。





あっという間に終わってしまったGW、早くここで毎日を過ごせるようになりたい。



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