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機走、漕ぎ両方を高レベルで楽しめ、3m以下の船体に2馬力船外機装着可能で免許船検不要、サイドフロートでゴムボート並みの安定性と細い流線型の船体でスピードを両立したおいしいとこ取りの万能船。
船体24kg、船外機13kg、サイドフロート片側3kg程度で、合計して40kg強という軽量が一番のメリット。 |
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POPEYE(ポパイ)という全国釣り道具チェーン店がかつてSPOOK社から輸入販売していたものだが、現在その復刻盤とのことでメイヤーのアルミカヌー
としてやはりポパイから20万円弱で販売されている。
この手のカヌーはFRP艇などと違いプレス成型で簡単に量産できるので数が出る本場アメリカでは信じられないほど安いようだけれど、日本では高価、アメリカで購入して太平洋横断して帰ろうか? |
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流れるようなスタイルに最低限のトランザム(船尾の船外機設置板)が付いた機能美にひと目惚れしたのだが、美しいものには刺がある?2馬力の推進力をこの細い船尾では受け止めきれずにウィリー状態になり前が見えないしひっくり返りそうになる。 |
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船外機のパワーを受け止めるにははこのくらい幅広の船尾が必要。
スポーツパルの10Fトランザム。ソレックス
社で去年までは販売していたけれど現在は店頭在庫のみの様子。船外機を付けるのは最高の形だけど、カヌーという感じじゃないな。この形状で漕ぐのはパドルのストローク量を多く取ることができず苦労しそうだし水の抵抗も大きそうだ。船体重量19kgというのも軽すぎて逆に強度が不安。 |
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船尾が沈むなら前に乗ればいい。
でも船外機をどうやって操作する?
試行錯誤のすえ船外機の左右にそれぞれ2mのワイヤーを取り付け、反対の端を引き出し用のスライドレールに棚板受けのL字金具を取り付けて両足で操舵し、スクーターのスロットルを船外機のキャブレターに直接取り付け前に持ってくることで、船体中央の横棒(ヨーク)辺りの船底に直接座って前荷重低重心を可能にした。
この結果船尾の沈み込みはなくなり、安心してアクセル全開にでき、スピードも倍以上出すことができるようになった。
足で踏み込んだ方へ素直に曲がっていくため、別の乗り物になったような面白さがある。難点は片方のペダルを踏み込むともう片方のペダルが手前に戻ってくる構造のため、両足のペダルを同時に強く踏込むと壊れること。四万十川でついやってしまい、ワレ操舵不能で岸に突っ込んだ。 |
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船外機はトーハツ2スト2馬力トランザムSを購入。
高さといい幅といいジャストサイズ。
4ストより軽いとはいえ2ストは燃費が4ストの2/3程度なので遠征航海では燃料の方が重くなる。万一水没した時のリカバリーが可能であることと、川遡りがしたかったため短時間使用時に軽量な2ストを選択。
燃費はリッター10km、1日遊ぶにはガソリン10L位はないと不安。
スピードはならし運転中でまだ測っていないが、20km/h位は出ていそう?出て欲しい。ならしが終わったら携帯のGPSで測定してみよう。船体形状及び重量から2馬力最速は間違いない。 |
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ヤフオクで100円落札したホンダレッツというスクーターのアクセル一式。
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元はリンクを介して操作パネルのレバーでアクセル操作するが、操作パネルに穴あけしてアクセルワイヤーを通し、キャブレターに直接接続する。
カウル取付用の6mmネジ穴を利用して150mm長のロングネジを左右に設置してワイヤーで引っ張ることで操舵。ちょうど回転軸中央に直交しているため無理な力がかからずスムースに回転する。 |
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アクセルワイヤーは1m強しかないので、さらに100均ショップで調達した自転車用ブレーキワイヤーで延長する。船外機を外す度にいちいちスロットルを外すのは面倒なので、ここで分離できるようにしてある。
最近の100均ショップの品揃えには驚くばかり。足ペダルとして使用した棚受金具2枚1組も100円。100均ショップ恐るべし。 |
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さすがにワイヤーが長いので戻りが少々遅いけれど、水の上では実用範囲内。本体パネルで操作するより全然安全だし気分も出る。まぁ2馬力なのでほとんど全開か全閉しか使わないけど。 |
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左がトーハツ、右がホンダレッツのスロットルバルブ。ニードルの針が寸胴なのが気になる。この形状だとアクセルを開けてもガソリン量が不足するのでは。
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スロットルバルブ径は同一だったが、トップキャップの径は違ったので、ノーマルのキャップボルトに深さ5mmほど穴を開けてアクセルワイヤーのパイプを固定できるようにした。 |
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キャップボルトの穴が5.5mmでは入らなくて6mmで開け直したらこんどは少し緩かった。ずばり5.8mmが正解でした(手持ちには無かった)。多少斜めでもスプリングで常時下に引っ張られているので外れることは無いが浸水が少し心配。 |
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最初の組み付けだとスロットル全開でもこれくらいしかスロットルバルブが開かない。なにかの組み間違えでしょう。
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今までいろいろなバイクのキャブレターを見てきたが、アクセル全開時のスロットルバルブの位置はこうに決まっている。
この位置でもニードルの太さが寸胴で変わらないままメインジェットに栓をしている状態のような気がする。ふつうニードルは先端に行くに従い細くなり、スロットルバルブの位置が上がればそれだけメインジェットが開き、ガソリン流量が増えるようになっている。 |
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サイドフロートの市販品は3万円位するようなので、ゴムボート(インフレータブルカヤック)を解体して使用することにした。 |
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ヤフオクなどで新品でも1万円前後で出品されている。
6千円で落札した新古品は一度も水に浮かぶことなく。 |
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哀れ3枚におろされてしまった。
中華の安物でも結構丈夫で磯場に擦りつけても大丈夫だったし、バルブもワンウェイで大径のものが奢られていて足踏みポンプを10回程度でパンパンになるし抜くのも一瞬で空気漏れもなし。本来の用途とは違うけれどいい買い物だった。 |
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